雛仕舞う

093 嫁行けぬことは避けたし雛仕舞う094 思いでにひたるは父のみ雛仕舞う 飾ったと思ったら、もう仕舞うのか。やけに早く感じる3週間であった。幼いころは、もうしまっちゃうのと、さびしがっていた娘も21。今は、教員採用試験に向けて勉強している…

二月尽

080 二月尽そろそろ成績処理の時081 二月尽そろそろ人事気になるころ082 二月尽そろそろ異動の話題かな 気がつけば3月となっていた。こういう過ごし方をもう何十年も続けてきた。これでいいのかと考えるひまも無い。これでいいのだ、と思うことも…

春寒し

070 春寒し疲れすぎたよ六日間071 春寒し六日仕事の疲れかな072 春寒し六日働く五十路半 先週は六日間の仕事。土曜日は、オンライン授業参観。しかも弁当持ちということで、子どもたちのテンションはMAXであった。小生と言えば、それまでの仕事…

雛飾る

067 あと何回飾れるのかな雛飾る068 まだ寝てる娘尻目に雛飾る068 雛飾る配置はスマホの画像見て 21になった娘は、今年、大学4年生になる。おひな様を出すのは20回目だ。出してしまってをくり返しているのだが、なかなかに疲労を伴うものなの…

晩冬

055 晩冬や沙羅は引き際ほのめかす056 晩冬や沙羅だと思ったメダル一号 感染者数が10万を超えたと、ニュースは伝える。しかし、家の窓の外子、車で走る周りの様子は、いつもとまるで変わらないように見える。ついに心配していたことが起きようとして…

マスク

036 毎日のマスクに人は弱くなり また一週間が過ぎ、もう2月になろうとしている。昨年の今ごろ、きっと来年の今ごろは、なんていうことを考えていた人も多かったのではないか。ところが、でR マスクすることが当たり前になっているが、マスクによって、…

大寒

030 大寒をもろともせずにドッジボール 一年のうちでもイチバン寒いころ。みなさまはお元気であろうか。小生は、元気もりもりではないにしろ、休み時間には寒さに負けず、子どもたちとドッジボールをしている。まあこれも仕事、ということでR 初任のころ…

人日

気が付けば一月も半ばを過ぎていた。気が付けばまた、コロナの感染増におびえることとなった。いったいいつになれば収束するのか。忍び寄る影のよう。もしかしたらすぐ後ろに、などと思ってしまうのでR 書き溜めている手帳をしばらく開けないと、すぐに時期…

三日 四日

019 はや三日仕事が頭もたげてる020 はや四日妻を見送る八時半 6日。日本学校俳句研究会の選句会で亀戸へ。午後からは雪の予報も、少しばかりなめてかかっていた。昨日、少しだけ学校へ行った際にやり忘れたことがあり、同僚からメール。何とか説明し…

初詣

007 鎌倉に頼朝の声初詣 初詣は、2年前のリベンジ?で鶴岡八幡宮。あまりにも行列が長くてあきらめた反省から、朝早く出発。なんと娘もいっしょ。なんのことはない。遊ぶ相手がいないから。しかし三人で出かけられる機会を大切にしたいのは言うまでもな…

元朝

001 元朝のまずはパソコン開きをり002 元朝や妻の寝言で目覚めけり003 元朝も変わらず野菜ジュース飲み004 元朝のバナナ一本ルーティーン005 所感書く十年日記三年目006 妻も子も勉強孤独なお元日 大みそかは、紅白歌合戦を最後まで観て、…

女正月

011 二年ぶり書く万年筆お元日012 初仕事中庭集会マイク出し013 朝に句も詠めずに初仕事へゆく014 女正月土日だけ夫そうじかな015 パソコンに向かう妻女正月016 女正月自粛破りの買い物へ017 女正月無きママ洗濯干しにけり018 ママ…

お元日

001 三人で初の乾杯お元日002 写真にて近況を知るお元日003 元旦にまずはスマホで陽を写す004 元旦のテレビ笑えず消しにけり005 元旦も朝のルーティーン守りけり006 所感書く十年日記お元日007 元旦も救急車のサイレン響く008 七人…

勤労感謝の日

「勤労感謝の日」 129 全集中できぬ勤労感謝の日130 動かない体勤労感謝の日131 何もせぬ昼間勤労感謝の日132 休めるを感謝勤労感謝の日133 午後妻と買い物勤労感謝の日134 働ける光栄勤労感謝の日135 仕事できる幸せ勤労感謝の日

短日

122 短日や早薄赤き昇降口123 短日や洗濯物の冷たさよ124 放課後の教室早く日は暮れぬ125 短日の教材研究はかどらず126 終礼に急ぐ足取日の短か127 けふもまた株価下がって日の短か128 買う株はけふも上がらず二の短か 「短日」そうと…

はいくであそぼ17 ハンカチ・朝顔

はいくであそぼ17 今週のお題は、「ハンカチ」と「朝顔」です。 暑い日が続いております。 ハンカチが何まいあってもたりない、という人もいるかもしれませんね。 また、今年は朝顔が咲くのがおそいような気がしませんか。 時には朝顔が咲いているのを見つ…

遅日

「遅日」春の日の暮れが遅いこと。 実際には夏至が一番日暮れが遅いのですが、 冬の日暮れが早いので、春の暮れの遅さが ひとしお印象深く感じられるのです。 063 休校の職員室に射す遅日 064 中山の最終レース遅日かな 065 風呂作る帰宅後の習慣遅…

外出自粛

外出自粛しなくてはいけないのですが 土曜日にちょっとだけチューリップを見に行きました。 あかしろきいろ~だけでなく 本当に多くの色のチューリップが咲いていました。 中には「長嶋茂雄」なる表示札もありました。 背の高い花に低い花 こんな形のチュー…

また休校

また子のいない学校へ行くことに なってしまいました。 だれのせいでもありません。 がまんするしかありません。 こんなときに教師として できることはなんなのでしょうか。 「修了式」041 校長の最後のことば修了式042 修了式指揮ふる退職教師かな0…

おでん

「おでん」027 諸々を捨てておでんに帰宅する026 どつだりのおでん二日で平らげる025 ひしめきておでんの具材並びをり024 思ひ出す母のおでんの香りかな023 呑まぬころおでんの汁をたぷり飲み022 おでん鍋囲む家族の笑顔かな

大寒

021 大寒も冷えた麦色欲しがりて020 大寒も子らは上着を脱ぎ捨てる019 大寒の筑波高嶺を仰ぎけり018 大寒の夕餉牛肉香りをり017 大寒の食に火照りて半袖に016 大寒の相撲稽古の声荒く015 初夢で新婚のころ戻りたし

一日一句1月6日

「淑気」014 エビス呑み淑気呼び寄せ床につく013 神に手を合わせて淑気を引き寄せる 「淑気(しゅくき)」とは、 新しい年を迎え、天地山河いたるところに 瑞祥の気が満ちていること。 瑞祥(ずいしょう)とは、 めでたいことが起こるという前兆。 吉…

一日一句1月5日

「初夢」012 初夢はも一度昭和に生まれたり011 彼女の手握れずに初夢覚める010 初夢はもう少しあと見られずに009 金持ちになる初夢を見てみたい

一日一句1月4日

「元日」008 元日は心おきなくエビス呑む007 焼肉は年相応にお元日006 笑顔以外求ムコト無きお元日

いざ鎌倉(笑)

今日は、鎌倉まで初詣に行ってまいりました。JRの休日おでかけパスを使って佐倉から藤沢に向かったのであります。そこから江ノ電に乗り換えて、まずは江ノ島へ。しかし、藤沢にも見所がありました。そこでしか手に入らないと思われるものが目に入ってしま…

一日一句1月2日

「初○」005 初笑ひテレビに笑えぬ五十路かな004 笑顔でいよう笑初できずとも003 笑初できぬテレビを消しにけり002 初富士は鹿島橋より微かなり001 喰積のありて仏壇狭しかな

神様お願い 1月1日

麻賀多神社に初詣。 杏菜はオールナイトのバイト帰り。 御朱印は、印刷されたもの。 家族が幸せでありますように。

たったひとつの星

冬に見る星って どうして こんなにきれいなんだろう 今年もまた こうして 天を仰ぐ12月になったよ こんなに たくさんの星があったなんて 気づかなかった 本当に 今夜の星はきれいだ 君も 同じこの時に 同じ星を ながめているのかな でも どんなにたくさん…

やっぱり ぼくは 君に甘えていたんだね 今日だって 君が やさしいことばを かけてくれると思ってた だけど ちがったね だけど ちがったね だけど それは きみが ぼくのことを 思って言ってくれた ことばなんだね

飯嶋くんに捧ぐ3

負けて 負けて また負けて いつか必ず勝つ日が来ると 終わりなきリングで 戦い続ける 負けて 負けて また負けて それは 負けたということじゃない負けて 負けて また負けて それでも ギブアップは 許されないんだ